今どき時代遅れな考え方がある製造・生産技術
タイトルの通り、製造・生産技術はコミュ障にはとてもつらい仕事である。
現場・上司といった自部署内はもちろん、前後工程や設計等ともやりとりし仕事を進めていかなければならない。
仕事となれば様々な部署や人々とやりとりするのは普通だが、製造や生産技術は板挟みになりやすいと感じる。
会社としてやらなければならないことでも、現場に拒否されだすと全く仕事が進まなくなる。
現場は理屈だけでは動いてくれない。どんなにこちらが正しくても感情で判断されてしまう。
地道に顔を合わせて現場で話をする、現場でモノを見て自分で手を動かす。
非効率的で体育会系的な考え方ではあるが、そういうことを積み重ねていくと「それは俺たちがやっとく。お前は別なことをやれ」なんて現場は言ってくれるようになる。
技術、すなわち頭脳労働で勝負しなければならないがスマートなやり方は通用しない。
正直時代遅れなやり方でこういうところがITベンチャーのスピードやイノベーションに負ける要因ではないかと思うこともある。
よって、製造・生産技術は先述の考え方が受け入れられない人には絶対におすすめできない。
ちなみに私はコミュ障なのを自覚しているが、現場のおっちゃんたちと全然上手くやれていない。
そして仕事が進められていないことを上司から指摘されることが多い。
はっきり言って仕事ができない人間だ。
製造・生産技術の仕事には向いていないと思う。
かといって研究開発や設計向きとも思わないが…